◆電池とレアメタル
写真のような俗に言う電池の他に、スマートフォンで使われるバッテリーなども電池ですよね。
スマートフォンの他にもEV(電気自動車)などにも使われています。
特にEVでは値段の1/3が電池代だそうです!
代表的なのがリチウムイオンバッテリーで、リチウム・コバルト・ニッケルなど数種類のレアメタルが使われています。
◆レアメタル
こうしたレアメタルですが、産出する国が限られています。
日本はの場合国内ではほぼ産出しませんので100%を海外からの輸入に頼っています。
また、国によってはレアメタルを戦略物資として輸出に制限をしています。
イデオロギーの違う国の場合、輸入に際してハードルがあります。
こうした背景があり、レアメタルは高価なのです。
詳しくは経産省のこちらのページをご覧ください。
◆レアメタル不要バッテリー
さて本題です。
日経デジタルによると、日本製紙が気の繊維をほぐした「セルロースナノファイバー(CNF)」を使った電池を東北大学と共同で開発するようです。
既存のレアメタル使用バッテリーの2.5倍の容量となるとか。
これが実現した場合、レアメタルを使わないために既存のバッテリーよりも安価になることが予想されます。
EVやスマートフォンなども安価になりそうですね。
一部のレアメタル利権を持った国の影響力も落ち込むかもしれません。
また、このニュースの発表後日本製紙の株価が一時11%も上昇したとか。
◆最後に
いかがだったでしょうか。
今回は日経デジタルを読んでいて気になったので記事にしてみました!
実現し、流通すればいろいろなものが今より安価になりそうです!
また、レアメタルの産出国との外交にも影響が出るのは間違いなさそうです。
仕組みなどは下の記事に記載がありますので是非チェックしてみてください!
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