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少し余談です。
筆者はこの20年で日本人のサッカーに関する関心はかなり深化していると感じています。
思い返せば学生年代で描かれるのは高校の部活が舞台の作品が多いように思います。
筆者が愛読している漫画ですと、
・樋口大輔先生の「ホイッスル!」
・堀内夏子先生の「オフサイド」
・大島司先生の「シュート!」
・村枝賢一先生の「俺たちのフィールド」
・高橋陽一先生の「キャプテン翼」
(止まらないのでこの辺で...)
などなと。
Jリーグの始動、ワールドカップ出場、選手の海外移籍など日本サッカーのレベルが上がるにつれて海外トップ層の育成に対する一般の認知度が上がりました。
今では久保建英選手(FCバルセロナ下部組織)や"ピピ"こと中井卓大選手(レアルマドリー下部組織)の様に海外トップチームの育成年代でも結果を出す日本人選手も増えてきています。
国内でもプリンスリーグと呼ばれる、一部の強豪高校とJリーグユースチームのリーグ戦に関心を持つ方も多くなっています。
特にJリーグはホームタウンと密接に繋がっておりますので、未来のトップチームを担うかもしれないユース選手に大きな関心を寄せてつい見に行きたくなる気持ちがよくわかります。
そんな今のお子さんが夢見るサッカー選手へのゴールデンルートは、地元チームのジュニアユース→ユース→トップチーム→海外移籍、なのかもしれません。
長くなりましたが、「BeBlues!〜青になれ〜」の主人公一条龍も日本代表になるという夢があります。
サッカーノートに何歳で何を達成するのか、そのために何をするのかプランを立てています。
(出典:「BeBlues!~青になれ~」第2巻56pより)
プレーも天才的で、小学生ながらサッカーを普段見ない人にも魅力的に映るプレーヤー。
それが一条龍でした。
そして夢への第一歩を踏み出したという時、親友の命を守るために大怪我を負ってしまいます。
「サッカーはおろか…普通の生活に戻れるようになれるか…」(「BeBlues!~青になれ~」第2巻p80より)
同じ少年団の仲間の前では気丈に振る舞いながら、一人になると涙を流す主人公。
自分にはサッカーしかないのに体が動かない。
夢を追いかける小学生には重すぎる現実です。
もしかしたら以前のような選手には戻れないかもしれない。
復帰までの2年の間にライバルとの差は取り返しがつかないほど広がっているかもしれない。
それでも、自分の目標のためには止まっている時間はない。
(出典:「BeBlues!~青になれ~」第2巻151p)
一歩一歩、壁にぶつかりながらも着実に這い上がって行く一条龍の姿は、涙と興奮をもたらしてくれます!
一条の周りにいるキャラクターも大変魅力的です!
一条の計画を曲げてしまったことに苦悩しながらももう一度一緒にプレーするために地道にトレーニングを続ける幼馴染の青梅優人。
優人の双子の妹で常に一条をサポートする優希。
少年団でともにプレーし、一条の分までとジュニアユースへ駆け上がっていった城立彦。
リハビリを終え再び走り出した中学、そして高校で共に戦ったチームメイトたち。
時には衝突しながらも一条の姿勢に影響を受け、それぞれの目標に向かっていくキャラクターたちは一人ひとりがとてもキャラが立っています。
以上、筆者の好きなサッカーマンガの「BeBlues!〜青になれ〜」のご紹介でした♪
気になった方は是非コミックスを読んでみてください!
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